saoriktan’s blog

日々学んだことや気になったことをあげています

空き家になった家の片付けと断捨離の大切さ

実家が空き家になって早1年2ヶ月。

父母姉妹で生まれてから結婚するまで暮らしていた家。

20年以上住んでいた大切な家だった。

最後は父が亡くなり、母が施設入所まで片付け、食事作りデイサービスへの送り出しに

通っていた。

その際タイミングを見て片付けをしていたが、父と母が健在の頃の事業や畑をして残っていた物、後継ぎようにと物をかなりためていた母の思いのものが半端ない状態だった。

 

片付け業者の依頼きっかけ

今回片付け業者を依頼して片づけを本格的に行った。

本来なら片付けが出来なくなった母の代わりに片づけをするはずだった。

私一人でやっていたため、そのまま一人でやろうと決めたとたん、体調が悪くなり、仕事を二日休む羽目になったため、以前からの資料としてとってあったチラシの業者へ依頼することにした。

 

なぜなら理由があるが、正直言ってメンタル弱いと思われるかもと思う。

 

母はお式は出来ないと言い、地域性できちんと行うところだったため、車で30分の市内にいる長女の私が近い親類に聞きながら行うことになった。

妹遠い他県にいてお通夜からこれた。

嫁いだ地域とはしきたりが違うことがあった。

実家はお寺と付き合いはまだ浅かった。

私は結婚して家を出たので、新家でかつ寺のことも地域のこともよくわからなかった。

葬式・初盆も近所の親類に相談しながら執り行った。

 

そしてその心身の疲れと、家への郷愁で空き家になった家によることじたい避けていた。

心身がもたないと思ったからだった。

 

費用

 

結論かなりかかった。

これがお金で解決することなんだなと痛感した。

父の遺産は母のために使いたかったがこればかりは仕方がないと判断した。

しかし、最初の軽自動車11台分という見積もりを軽く超え、軽自動車14台分の積荷だった

金額は88万円

軽自動車購入できる金額になった。

農薬・消毒液・オイル類があり、これは特殊対応のため費用は上乗せ。

神棚・仏壇・ガラスケース入り人形は別途祈禱料もかかるとのこと。

当たり前だが説明されるまでわかっていなかった。

年寄りのあるあるのビニール袋詰めのものは出して分別してくれるという。

業者さんには頭が下がっぱなしでお礼を伝えた

 

時間

 

初日見積もりと契約と一車分持って行ってくれた。

二日三日目と朝九時から午後早いうちまでかけてやって終わった。

二日三日目と一度持ち帰り空にして再度積みこみに来てくれた。

 二日目は車の都合で軽トラック三台で二往復。

三日目は2トン車1台と軽トラック二台、2トン車1台と軽トラック1台。

 

本当に凄い量だった。業者さんも見積もりしたつもりがかなりの量になったことにびっくりしていた。

 

でも台所は私がやることのしていたので業者さんは手を付けていない。

業者さんがやっている間私はメンタルを立て直し、台所を片付けをしていた。

 

業者さんが一度積荷を置きに行く際、私は一度家に戻るのかと聞かれたがと業者さんが戻るのと時間が変わらないため、そのまま台所を片づけをしていた。

 

 

やってみて・・・

 

やっぱり片付けをもっとやっとけばよかったと悔やむ気持ちは今もある。

でも仕事ができないくらい体調不良になったから仕方がないとも思っている。

出来ること・出来ないこと、自分の調子、予算、本当に悩む。

様々なかかわりを考えながら納得いく答えを探した。

手伝ってくれる人がいるのかいないのかも。

 

今はほとんど何もない家になった。

 

業者さんが一度戻った際、できなかった片づけを自分の中で消化するため、家に父母に感謝しながら簡単に掃き掃除をした。

 

おかげで心の整理ができた。

 

断捨離の大切さ

 

だが、片付けをして気が付いたことがある。

表題の断捨離だ。

早いうちから自分のものを断捨離出来ていたら残った人にも優しい片付けになったはずだ。

家をしまいにしなくても人1人なくなれば膨大な片付けの時間に追われる。

それを誰かにやってもらわねばならなくなる。

だが自分で断捨離をして自分の持ち物を整理することで本人の心の整理になり、生きていく上の大事な成長になる。

家を掃除することは心を清めることになる。

様々な断捨離の本でも書いてある。

役割を終えたものに感謝して手放す

そうして物の命に、感謝してリサイクルできるものはする。

ただ手に入れることだけを喜びとしているうちはわからないことだと思う。

将来子供のためにも私はそれを一生忘れずにいたいと思う。