saoriktan’s blog

日々学んだことや気になったことをあげています

コロナと結婚式とお葬式

コロナと大事な式

人生にはいくつか大事な式があると思う。

例えば冠婚葬祭。

このコロナ騒動でテレビでも結婚式のキャンセルとか延期など話題になっていた。

そんな中友人宅で3月結婚式があった。

確か友人から3月末に子供の結婚式が東京であると2月か3月初めに聞いた気がする。

東京の3月といえば、コロナで花見も中止にとか、お出かけも自粛せよと大騒ぎになっていたころだ。

気にはなっていたのだが、何となく聞きづらくて連絡できないでいた。

たまたま連絡する用事があったので聞くことができた。

 

結婚式

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写真ac

 

結論から言うとあの3月の月末に結婚式場と相談して

結婚式を行うことができた

という。

ああ、良かったとほっとした。

どうやら結婚式場が配慮してくれて無事に終えたとのことだった。

友人宅からは東京に行くには高速道路を使っても2時間はかかる。

親戚やら友人たちはどうしたか詳しくは又今度聞こうと思う。

 

お葬儀

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写真ac

 

 お葬式は仏式で私の身内で行われた。

その際身内はお寺さんや施設で家族葬並みにやってほしいといわれたらしい。

コロナのため密にならないように、お通夜は県外の人おろか故人のいとこもお手伝いしてくれる同じ班の人の呼んでなかった。

その家にしたらとても少ない人数だった。

「コロナ対策のためにご無礼した。本当はきてほしかったけど何かあったら大変だから、呼べなかった。」と家人より告げられた。

ご焼香する時は葬儀場の係りの方の指示で間を開けて立つための線がビニールテープで張られていたのでそれに従い進んで2~3人ずつ行った。

お通夜は夜8時まで行われ、食事をとる人もなく、故人の話をし、弔問客を迎えていました。

 

本式の日は朝10時からで親族はまとまって座っていた。

新聞で訃報を見た人が葬儀に来ていて家人が挨拶を受けていた。

「こんなご時世でなければみんなに来てもらいたかったのに。」と寂しそうに話していた。

 

和尚様は人数を減らし、マスクをしたまま、もしくは外された状態の2人で読経されていた。

(そこの宗派のお寺では3~5人位で葬儀を行うようです。)

お和尚様たちも対応してくれているとのことでした。

火葬場では寿司折をいただき、三日目の法要が午後にあるためその場でいただきました。たまたま、エアコンが故障していたので窓を広く開けてくれていました。

人数が少なかったので割合広く席を取ってました。

葬儀場に戻ると三日目の法要ではたくさんの席そのままだったので、思い思いに席を広くとって座ってました。

和尚様の話によると今後youchoubuで遠い方にも見てもらえるように考えているとに話もありました。

(40代くらいの和尚様なのでとてもハイテクです・・・。)

本来なら精進落としのお食事でしたが、やはり食事なしでお弁当や引出物、お花をいただいて帰りました。

 

まだまだ風習が残る地域だったけど、時代が許さず、随分と簡素化されてました。

 

その後の7日ごとの読経も3蜜にならないように配慮され、人数を減らされていました。

 

仕方がないこととはいえ、コロナの影響が大きく映し出されていました。

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まとめ

百聞は一見に如かずとはよく言ったものです。

それぞれの方の思いを静かに受け止めているとやはり多くの思いがわいてきます。

お祝い、別れをきちんと伝える大切さや心の整理にも必要なことです。

大事なことをきちんとできるとき外一日でも早く来てほしいなと願わずにいられません。

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空き家になった家の片付けと断捨離の大切さ

実家が空き家になって早1年2ヶ月。

父母姉妹で生まれてから結婚するまで暮らしていた家。

20年以上住んでいた大切な家だった。

最後は父が亡くなり、母が施設入所まで片付け、食事作りデイサービスへの送り出しに

通っていた。

その際タイミングを見て片付けをしていたが、父と母が健在の頃の事業や畑をして残っていた物、後継ぎようにと物をかなりためていた母の思いのものが半端ない状態だった。

 

片付け業者の依頼きっかけ

今回片付け業者を依頼して片づけを本格的に行った。

本来なら片付けが出来なくなった母の代わりに片づけをするはずだった。

私一人でやっていたため、そのまま一人でやろうと決めたとたん、体調が悪くなり、仕事を二日休む羽目になったため、以前からの資料としてとってあったチラシの業者へ依頼することにした。

 

なぜなら理由があるが、正直言ってメンタル弱いと思われるかもと思う。

 

母はお式は出来ないと言い、地域性できちんと行うところだったため、車で30分の市内にいる長女の私が近い親類に聞きながら行うことになった。

妹遠い他県にいてお通夜からこれた。

嫁いだ地域とはしきたりが違うことがあった。

実家はお寺と付き合いはまだ浅かった。

私は結婚して家を出たので、新家でかつ寺のことも地域のこともよくわからなかった。

葬式・初盆も近所の親類に相談しながら執り行った。

 

そしてその心身の疲れと、家への郷愁で空き家になった家によることじたい避けていた。

心身がもたないと思ったからだった。

 

費用

 

結論かなりかかった。

これがお金で解決することなんだなと痛感した。

父の遺産は母のために使いたかったがこればかりは仕方がないと判断した。

しかし、最初の軽自動車11台分という見積もりを軽く超え、軽自動車14台分の積荷だった

金額は88万円

軽自動車購入できる金額になった。

農薬・消毒液・オイル類があり、これは特殊対応のため費用は上乗せ。

神棚・仏壇・ガラスケース入り人形は別途祈禱料もかかるとのこと。

当たり前だが説明されるまでわかっていなかった。

年寄りのあるあるのビニール袋詰めのものは出して分別してくれるという。

業者さんには頭が下がっぱなしでお礼を伝えた

 

時間

 

初日見積もりと契約と一車分持って行ってくれた。

二日三日目と朝九時から午後早いうちまでかけてやって終わった。

二日三日目と一度持ち帰り空にして再度積みこみに来てくれた。

 二日目は車の都合で軽トラック三台で二往復。

三日目は2トン車1台と軽トラック二台、2トン車1台と軽トラック1台。

 

本当に凄い量だった。業者さんも見積もりしたつもりがかなりの量になったことにびっくりしていた。

 

でも台所は私がやることのしていたので業者さんは手を付けていない。

業者さんがやっている間私はメンタルを立て直し、台所を片付けをしていた。

 

業者さんが一度積荷を置きに行く際、私は一度家に戻るのかと聞かれたがと業者さんが戻るのと時間が変わらないため、そのまま台所を片づけをしていた。

 

 

やってみて・・・

 

やっぱり片付けをもっとやっとけばよかったと悔やむ気持ちは今もある。

でも仕事ができないくらい体調不良になったから仕方がないとも思っている。

出来ること・出来ないこと、自分の調子、予算、本当に悩む。

様々なかかわりを考えながら納得いく答えを探した。

手伝ってくれる人がいるのかいないのかも。

 

今はほとんど何もない家になった。

 

業者さんが一度戻った際、できなかった片づけを自分の中で消化するため、家に父母に感謝しながら簡単に掃き掃除をした。

 

おかげで心の整理ができた。

 

断捨離の大切さ

 

だが、片付けをして気が付いたことがある。

表題の断捨離だ。

早いうちから自分のものを断捨離出来ていたら残った人にも優しい片付けになったはずだ。

家をしまいにしなくても人1人なくなれば膨大な片付けの時間に追われる。

それを誰かにやってもらわねばならなくなる。

だが自分で断捨離をして自分の持ち物を整理することで本人の心の整理になり、生きていく上の大事な成長になる。

家を掃除することは心を清めることになる。

様々な断捨離の本でも書いてある。

役割を終えたものに感謝して手放す

そうして物の命に、感謝してリサイクルできるものはする。

ただ手に入れることだけを喜びとしているうちはわからないことだと思う。

将来子供のためにも私はそれを一生忘れずにいたいと思う。

 

 

 

 

 

生きること

私は介護の仕事をしている。

近年実父の死を経験した。

だからこそ様々な老いを見て感じることが日々ある。

それを書いてみたい。

 

 

人は必ず生老病死を経験する。

生まれ、生きているうちに病、そして老い、老いを経験できない定めのものもいるが、生まれたものは等しく死が訪れる。

 

ネイティブアメリカンの言葉に

 

『人は泣いて生まれるが人々は笑い喜ぶでしょう。』

『そして、死ぬときはその人は笑うが人々は泣くでしょう』

 

という言葉があると聞いたことがあります。

 

 

人に望まれて喜びの中に生まれ、

自分は満足した人生の幕引きを喜びをもって終え、人は別れを悲しむ

 

という意味だと私はとらえています。

私にとっては理想的な生と死の言葉です。

 

人は必ず病は経験するでしょう。

病は改善されれば喜び、

治らないものはそれと上手に付き合うようにするでしょう。

 

長く生きたものはその人生の間他に人の生老病死を見るでしょう。

それぞれの生き方を見て自分の糧にするでしょう。

 

だが人によってはよく見る機会がなく、長い人生を過ごし、自分の老いを見る人もいます。

それは生老病死を見て学ぶ機会が少ないことを意味しています。

そして人の生老病死を見ても年をとっても恐れで老病死を受け入れられない人もいます。

 

日々老いとともに生きる私たち。

 

受け入れられるか受け入れられないかでその人の生き方や心のありようが変わるようです。

 

時折仕事でそんなことを考えます。

 

自分にとって生老病死をどのように受け入れられるか・・・。

 

ネイティブアメリカンのように悩んでも最後まで明るく生を終えるか、

それとも苦しみの中で終えるか・・・。

 

人は大人になるまで心身を育てていきます。

年を追うごとにだんだん出来ることが減っていき、

最後は生を終え、

今使っている肉体をこの世に置いて、

心は元居た天国に帰ると言われています。

そんな時は言うことがあって当たり前でしょう。

その時まで笑っていられるか、悲しんでいるかはその人次第。

 

ぜひ、皆様には心を元気で過ごしていただきたいとおもいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月といえば

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出会い別れの春の季節になりました。

そして日本人の心の情景ともいえる桜の季節です。

そんな3月に関することを集めてみました。

 

3月の異名

 

かげつ(花月)

きしゅん(季春)

くれのはる(晩春)

けんしんづき(建辰月)

さくらづき(桜月)

さはなさきつき(早花咲月)

さんげつ(蚕月)

しゅくげつ(宿月)

とうげつ(桃月)

はなみづき(花見月)

はるをしみつき(春惜月)

ばんしゅん(晩春)

ひいなつき(雛月)

やよい(弥生)

ゆめみづき(夢見月)

 

今でも3月の異名で有名なのは「 弥生 」。

弥生の由来は、「弥」という漢字の読み方には『いよいよ』、『生』は生えるというそれぞれの読み方があります。ゆえに草木がいよいよ生い茂る月木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって「やよひ」となったという説が有力です。

 

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写真AC

 

 

 3月の行事

 

 

1日 マヨネーズの日 デコポンの日 切り抜きの日

2日 お水送り

3日 上巳(じょうし)の節句・桃の節句 雛祭り

   耳の日 金魚の日

4日 ミシンの日・サッシの日 雑誌の日

5日  二十四節気・啓蟄 珊瑚の日

6日 地久節(昭和天皇・香淳皇后誕生日)(注1)

  弟の日(注2) スポーツ新聞の日 二十四節気・啓蟄

7日 消防記念日 サウナの日

8日 ミツバチの日 エスカレーターの日 土産の日 母子と助産師の日

9日 記念切手記念日 雑穀の日 酢酸の日 ありがとうの日

10日 サボテンの日 砂糖の日 農山漁村女性の日

11日 東日本大震災発生の日(2011年)

    パンダ発見の日(厳密には、ジャイアントパンダ発見の日)

12日 財布の日 スイーツの日 お水取りの日(奈良県東大寺)

13日 サンドイッチデー 青函トンネル開業記念日 春日祭 新選組の日

14日 ホワイトデー キャンデーの日 マシュマロデー 数学の日 国際結婚の日

15日 豊年祭(愛知県田縣神社・大縣神社) 涅槃会 靴の記念日 万国博デー(注3)

16日 十六団子(注4) 国立公園指定記念日

17日 彼岸入り 漫画週刊誌の日

18日 彼岸入り 点字ブロックの日 精霊の日(注5)

19日 立庁記念日 ミュージックの日

20日 二十四節気・春分の日 電卓の日・LPレコードの日

21日 ランドセルの日 弘法大師の日 

22日 放送記念日 世界水の日

23日 世界気象デー

24日 檸檬忌 世界結核デー

25日 電気記念日 

26日 カチューシャの唄の日

27日 さくらの日(注6) 利休忌

28日 三ツ矢サイダーの日 

29日 まりもの日 八百屋お七の日

30日 三井三池炭鉱閉山

31日 オーケストラの日

 

地久節(ちきゅうせつ) 注1

皇后誕生日祝う日「地久」は老子の「天長地久」からの説。

天長節(天皇誕生日)と異なり、皇室祭祀令に基づく宮中祭祀や休日法の定める祝日となったことはないが、男女別学が主流だった戦前期の女子校などにおいて、天長節に準じた扱いで祝賀の儀式が行われることがあったとのことです。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/27/%E6%8E%9B%E5%B7%9D%E8%A5%BF%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%81%AB%E8%A1%8C%E5%B9%B8%E3%81%99%E3%82%8B%E6%98%AD%E5%92%8C%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%A8%E9%A6%99%E6%B7%B3%E7%9A%87%E5%90%8E%28%E6%98%AD%E5%92%8C32%E5%B9%B4%29.jpg

掛川西高校に行幸する(32年) 写真Wikipedia

 

弟の日 注2

姉妹型・兄弟型の提唱者畑田邦夫により制定。兄の日は6月6日、妹の日は9月6日、姉の日は12月6日。

 

万国博デー(注3)

1970年(昭和45年)のこの日、前日に開会式が行われた日本万国博覧会(大阪万博)の一般入場が開始された。

 

開催期間中の会場風景。中央に太陽の塔を望む。1970年4月撮影。

写真Wikipedia

 

十六団子(注4)

田の神が山から戻ってくるとされる日で、東北地方の各地で団子を16個供えて神を迎える行事が行われる。10月16日にも、神が山へ帰る日として同じように団子を供える。

 

精霊の日(注意5)

柿本人麻呂、和泉式部、小野小町の3人の忌日がこの日であると伝えられていることから。

 

さくらの日(注6)

日本さくらの会が1992年に制定。3×9(さくら)=27の語呂合せと、七十二候のひとつ「桜始開(さくらはじめてひらく)」が重なる時期であることから。

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写真AC桜満開の近江神社

 

 

22日の世界水の日にちなみ日本の美しい水辺の写真を載せてみました。

 

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Google写真

 

 

 3月の花

 春本番です。

自然の営みが美しい月です。

肌寒くないパステルカラーの洋服で自然を堪能するのも楽しいかもしれません。

 

 カンヒザクラ

 寒緋桜 別名 「緋寒桜」(ひかんざくら)

 

 

花言葉 「あでやかな美人」「あなたに微笑む」「気まぐれ」

 

ゲンカイツツジ

 

玄海躑躅(げんかいつつじ)

名のとおり、玄海灘をはさんで、九州北部と朝鮮半島に多く、東京近辺ではあまり見かけないという話です。

花言葉 「自制心」

 

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自生しているのは高知県(土佐)付近だがいまは全国で植栽されているそうです。

花言葉 「清楚」 「愛」 「伝言」 「優雅」

 

 

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房アカシア

別名  ミモザアカシア

花言葉 「優雅」「友情」

黄色の花は「秘密の恋」

オレンジ色の花は「エレガント」

 

カタクリ

 

かたくり(片栗)

山地に生える。花は温度が高めならくもって曇ってても咲きますが基本的に日の当たるときのみ咲きます。

種子は8年目の3月4月に目を出し葉を二枚出して開花します。

5月には葉まで枯れ次の年の3月まで球根のまま休眠します。セツブンソウと同じですね。

 

根は片栗粉として利用ができ、漢方薬や料理などに使われます。

 

花言葉 「初恋」「寂しさに耐える」「嫉妬」「消極的」

 

 

スミレ

菫(すみれ)

 花の形が 大工道具の”墨入れ”に似ていることにより「すみいれ」の呼びがしだいに「すみれ」になっといいます。

菫(スミレ)全般の花言葉は「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」。

紫のスミレの花言葉は「貞節」「愛」。

白いスミレの花言葉は「あどけない恋」「無邪気な恋」「純潔」。

黄色いスミレの花言葉は「田園の幸福」「つつましい喜び」。

菫(スミレ)全般の英語の花言葉は「modesty(謙虚)」「faithfulness(誠実)」。

 

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著莪(しゃが) 別名 胡蝶花(コチョウカ)

人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生するあやめ科の花です。

シャガは中国原産で、かなり古くに日本に入ってきたといわれています。

花言葉 「反抗」「友人が多い」

 

 

他にも「葉牡丹」、「芝桜」「青木」「ムスカリ」「鈴蘭」「モクレン」などたくさんあります。

 

3月の旬

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 写真AC

 

3月の野菜

 

グリンピース、つくし(土筆)、明日葉(あしたば)、うど(独活)、にら( 韮)、

エシャロット、キャベツ、ブロッコリー、三つ葉、分葱(わけぎ)、山葵(わさび)
浅葱(あさつき)、玉葱(たまねぎ)、菜の花、蕗(ふき)、蕪(かぶ)、越瓜(しろうり)、 カリフラワー、チコリ、大根、小松菜、春菊、水菜、椎茸(しいたけ)、マッシュルーム、滑子(なめこ)

 

3月の果物

ぶんたん、キウイフルーツ、ネーブルオレンジ、マンゴスチン、三宝柑(さんぽうかん)、伊予柑(いよかん)、林檎(りんご)、甘夏、苺(いちご)、ポンカン、

温州みかん

 

3月の魚介類

(まながつお)、大鮃(おひょう)、白魚(しらうお)、的鯛(まとうだい)、目張(めばる)、矢柄(やがら)、石鯛(いしだい)、笠子(かさご)、素魚

( しろうお)、細魚(さより)、鮫(さめ)、鯛(たい)、鰆(さわら)、鰊(にしん)、鰡(ぼら)、鱒(ます)、えい、喜知次(きちじ)柳葉魚(ししゃも)、梶木

(かじき)、金目鯛(きんめだい)、 鬚鱈(ひげだら)、鮟鱇(あんこう)、鮪(まぐろ)、 鯖(さば)、鰤(ぶり)、鰯(イワシ)、北寄貝(ほっきがい)、蛤(はまぐり)、喜佐古(きさご)、浅蜊(あさり)、田螺(たにし)、貽貝(ムール貝)、赤貝

(あかがい)、 馬刀貝(まてがい)、馬鹿貝(ばかがい)、帆立貝(ほたてがい)、 海松貝(みるがい)、蛽(ばい)、鳥貝(とりがい)、 海胆(うに)

剣先烏賊(けんさきいか)、こう烏賊、蛍烏賊(ほたるいか)、 海鼠(なまこ)

渡り蟹(わたりがに)、 石蓴(あおさ)、荒目(あらめ)、鹿尾菜(ひじき)、

和布(わかめ)

 

 月にちなんだ苗字

 

三月田 みつきだ さんがつだ

三日月 みかづき

 三日 みずかい

 

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 写真AC

 

 まとめ

 

日本生まれの日本人でも知らないことだらけです。(注意 私のことです。)

国際的になっても日本人が日本を知らなければ、日本人としての誇りを持てないことがあると聞いたことがあります。

その時はそんなものかなあとは思いましたが、やはり知ることでより日本人として日本への愛着を持てるのだなと今回感じました。

日本からは一回しか出たことない私ですが、日本を知るチャンスに恵まれたことがとてもうれしいなと今回改めて思いました。

 

 

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2月といえば

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 まだまだ寒い時期ですね。

 春が待ち遠しい時期ですね。

立春が過ぎると、日差しも少しづつ春に変わる月になりました。

そんな二月について色々集めてみました。

 

 2月の異名

 

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イラストAC

 

2月も季節感たっぷりの古式豊かな和風月名を見つけました。

 

いんしゅん(殷春)

うめみづき(梅見月)

きさらぎ(如月・衣更月)

けんうづき(建卯月)

ちゅうしゅん(仲春)

なかのはる(仲の春・中の春)

はつはなつき(初花月)

ゆききえつき(雪消月)

ゆきげしづき(雪消月)

れいげつ(麗月・令月)

をぐさおひつき(小草生月

 

 

一般的には如月が一番有名ですね。

如月の意味はどんなものがあるか見つけました。

 

如月の意味

 

きさらぎ、絹更月、衣更月と綴ることもあるようです。

「如月」は中国での二月の異称をそのまま使っているとのこと。

日本の「きさらぎ」という名称とは関係はないのですが、「きさらぎ」という名前の由来には諸説あるようです。

  • 旧暦二月でもまだ寒さが残っているので、衣(きぬ)を更に着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」
  • 草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」
  • 前年の旧暦八月に雁が来て、更にツバメが来る頃であるから「来更来(きさらぎ)」
  • 陽気が更に来る月であるから「気更来(きさらぎ)」

 

他に梅見月(むめみつき)、木目月(このめつき)等の別名もある。旧暦二月は新暦では3月ごろに当たり、梅の花が咲く時期である。

 

 

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2月の行事

 

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 写真AC 皇居

 

まず忘れてなならないのが令和2年から今上天皇陛下の誕生日23日があること。

 

そして4年に一度のうるう年であること。

 

それは夏季のオリンピックのある年東京オリンピックであり、令和2年の今年であるということです。

 

1日 重ね正月 2分の1成人式の日 二月礼者 テレビ放送記念日 琉球王国建国記念の日

2日 二月灸/如月灸 バスガールの日 麩の日

3日 節分 海苔巻きの日 大豆の日 大岡越前の日

4日 立春 西の日

5日 職業野球連盟設立の日/プロ野球の日 笑顔の日

6日 抹茶の日 御燈祭(和歌山県新宮市

7日 フナの日 北方領土の日

8日 針供養の日 にわとりの日 郵便マークの日

9日 初午 ふぐの日 服の日 風の日

10日 簿記の日 布団の日 フキノトウの日

11日 建国記念日 紀元節 

12日 ボンカレーの日 / レトルトカレーの日

13日 苗字制定記念日/名字の日

14日 バレンタインデー 煮干しの日

15日 涅槃会 ほんやら洞

16日 日蓮大聖人御誕生会 天気図記念日

17日 祈年祭(伊勢神宮) えんぶり(青森県八戸市)

   天使のささやきの日(天使の囁き記念日)

18日 24節気雨水 嫌煙運動の日

19日 万国郵便連合加盟記念日 天地の日

20日 アレルギーの日 歌舞伎の日 旅券の日

21日 日刊新聞創刊の日 漱石の日

22日 猫の日  ヘッドホンの日 竹島の日

23日 今上天皇誕生日(令和2年より) 富士山の日 風呂敷の日

24日 鉄道ストの日

25日 夕刊紙の日

26日 二・二六事件 血液銀行開業記念日

27日 冬の恋人の日

28日 ビスケットの日 織部の日 バカヤロー解散

29日 閏日 ニンニクの日 富士急の日

 

 

二月の行事 

 

 

重ね正月

正月後最初の朔日(1日)であることから、2度目の正月として厄年の人に仮にひとつ歳をとらせ、早く厄年をやり過ごそうとする風習

 

2分の1成人式の日  

成人の半分にあたる10歳の2月に「2分の1成人式」を開催する小学 校が多い。十年以上前から行われているこどもの成長を振返る大切な新しい記念日。

 

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写真 Wikipedia

 

 節分

 節分とは文字道理 季節の分かれ目のことです。

日本の季節は春夏秋冬ありますので本来年4回ありますが、今行事として残っているのは立春の前日の節分だけです。

また旧暦1月1日にあたる場合を朔旦立春 (さくたんりっしゅん)と呼び、非常に縁起のよい日とされているだそうです。

恵方巻

今年は西南西です。

この方角を向いて黙って恵方巻きを食べると巻き込んだ福を呼び込むといわれています。太巻きの七種類の具には様々な願いが込められているそうです。

 

 

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初午

稲荷社の本社である伏見稲荷神社のご祭神・宇迦御霊神が伊奈利山へ降りた日が和銅4年2月11日711年3月4日2月9日3月2日)説もある)であったとされ、この日が初午であったことから、全国で稲荷社を祀る。

 昔は旧暦2月の最初の午の日であるが、現在では新暦の2月の最初の午の日とされている。

2月の2回目の午の日を二の午(にのうま)、3回目を三の午(さんのうま)と言い、これらの日にも祭礼を行う地方や、二の午もしくは三の午にのみ祭礼を行う地方もある

 

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祈年祭 

別名 としごいの祭り と呼ばれます。毎年2月17日に全国の神社で行われるお祭りのことです。祈年祭では、五穀の豊穣と国の繁栄、皇室の安泰や国民の幸福などが祈願され、この日、宮中の賢所では祭具が行われ、天皇が御親拝にされるそうです

 

 

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二月の誕生石

 

アメジスト(紫水晶)

『愛の守護石』『真実の愛を守り抜く石』と呼ばれる石です。

またストレスで疲れた心を癒し、落ち着かせる穏やかな心へと導くこの石はヒーリング効果や安眠効果があるといわれています。

 

 

 

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二月の花

 

 

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写真Wikipedia

セツブンソウ 別名「春を告げる花」

セツブンソウの花色は、透明感帯びたような、他の植物にはない独特の白色です。セツブンソウは、雑木林などに自生する山野草だそうです。

花言葉  微笑み・人間嫌い・拒絶

準絶滅危惧種

 

 

 

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写真Wikipedia

福寿草 別名 元日草(がんじつそう)朔日草(ついたちそう)

春を呼ぶ草花。

根には強心作用、利尿作用があり民間薬にも使用されるが副作用も強いため使用の際には注意が必要な植物です。

花言葉「幸せを招く」「永久の幸福」

 

 

 

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写真AC


オオイヌノフグリ   

道端に良く咲いている花だが色がとても美しいはなです。

 

 

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写真AC

菜の花 別名「花菜」(はなな)「菜花」(なばな)「菜種」(なたね)

「菜の花」は春によく見かける黄色い花の総称として使われるが、ふつう見かけるのは  

「西洋油菜(せいようあぶらな)」なので「西洋油菜」のことを「菜の花」と呼ぶようです。

 花言葉は  「豊かさ、財産」 

 

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クロッカス 別名「花サフラン」

香辛料のサフランは同じアヤメ科の仲間であるがサフランは秋に咲く種類でクロッカス(花サフラン)とは違うとのことです。

花言葉 青春の喜び、切望 

 

 

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フキノトウ( 蕗の薹 )

別名「款冬(かんとう)」  「蕗の姑(ふきのしゅうとめ)

 

山菜の蕗の花芽のこと。

雌雄別の花だそうです。

地下茎は緑色なのでワサビと間違えられることもありますがゆうどくとのことですので気を付けたほうがいいようです。

 

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蕗の若葉

 

 

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蕗の雄花

 

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蕗のメス花 受粉後以下のように育ち茎をのばしタンポポのように綿毛を飛ばすんだそうです。

 

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写真Wikipedia

 

 

 二月の旬

 

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野菜

キャベツ、 浅葱(あさつき )、菜の花(なのはな)、越瓜(しろうり)、エシャロット、カリフラワー、チコリ、ブロッコリー、三つ葉(みつば)、分葱(わけぎ )、大根、小松菜、 春菊、 水菜、 法蓮草、白菜、芽キャベツ、 葱(ねぎ)、 蓮根(レンコ

ン)、蕪(かぶ)、銀杏芋(いちょういも)、牛蒡(ごぼう)、百合根(ゆりね)、

芹(せり)、青梗菜(チンゲンサイ)、滑子(なめこ)、

 

果物

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マンゴスチン、 甘夏、 ぶんたん、ポンカン、キウイフルーツ、ネーブル、三宝柑
(さんぽうかん)、伊予柑(いよかん)、林檎(りんご)、温州みかん、きんかん、

柚子(ゆず)

 

魚介類

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素魚(しろうお)、えい、ほうぼう、ムツ、八角(はっかく)、 公魚(ワカサギ)

喜知次(きちじ)、大鮃(おひょう)、杜父魚(かじか)、柳葉魚(ししゃも)、

梶木(かじき)、比売知(ひめじ)、河豚(ふぐ)、 甘鯛(あまだい)、白魚
(しらうお)、的鯛(まとうだい)、目抜(めぬけ)、笠子(かさご)、糸撚鯛
(いとよりだい)、 羽太(はた)、 赤魚(あこう)、金目鯛(きんめだい)、

 鬚鱈(ひげだら)、鮃(ひらめ)、鮒(ふな)、鮟鱇(あんこう)、鮪(まぐろ)

鯖(さば)、鯛(たい)、鰆(さわら)、鰈(かれい)、鰡(ぼら)、 鰤(ぶり)

鰯(いわし)、鰰(はたはた)、鱈(たら)、 鯉(こい)、帆立貝(ほたてがい)、

平貝(たいらがい)、海松貝(みるがい)、牡蠣(かき)、 蛽(ばい)、 蜆(しじみ)、 鳥貝(とりがい)、揚巻貝(あげまきがい) 、海鼠(なまこ)、スルメ烏賊

紋甲烏賊(もんごういか)、毛蟹(けがに)、楚蟹(ずわいがに)、たらばがに、花咲蟹(はなさきがに)、渡り蟹(わたりがに)、牡丹海老(ぼたんえび)、やりいか、飯蛸(いいだこ)、和布(わかめ)、水雲(もずく)、青海苔(あおのり)

 

 

 

変わった苗字

 

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三日 みずかい
三日月
(三ヶ月)
みかづき,みかけ
四日 よっか (富山県射水市周辺)
七五三 しめ,しのしめ,しめかけ
七夕 たなばた
七星 なぼし
七夜 かなし
十四日 とよか
十五月
(三五月)
もちづき
十七夜
(十七月)
かなき,かたし,かなう
かのう,かなぎ
日日 たちごり,たちもり,たてごり
日月 たちもり,たちつき
日夜 ひくらし,ひぐらし
したらし,ひだらし
月日 おちふり,おちごり
月夜見 つきよみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

知っているようで知らないことがまだまだたくさんありました。

今年は東京オリンピックもある年です。

日本文化を紹介出来たらいいなと思います。

 

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1月といえば

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新しい年を迎えることで気持ち新たになりますね。

令和も少しずつ進んでいきます。

平成から令和に年号が変わり、2020年東京オリンピックがある年です。

令和元年にはワールドカップのラクビーが日本で行われ世界的にも注目される日本になりました。

 

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写真ac  ラクビー会場

 

 

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写真ac   五色の東京スカイツリー

 

 

1月の異名

  祝月 いわいづき
嘉月 かげつ
霞染月 かすみそめづき
染月 たんげつ
初月 しょげつ
正月 しょうがつ
建寅月 けんいんづき
元月 げんげつ
泰月 たいげつ
太郎月 たろうづき
早緑月 さみどりづき
年染月・年初月 としはつき
初春 はつはる
睦月 むつき

 

一番有名なのが睦月ですね。

睦月の意味は 睦び月 ーむすびつきー が転じて「睦月」になったという説があります。
睦びとは「親しくすること。親しむこと。」

お正月に家族・親族ともに絆を深めることが由来なのだとか。

日本語の奥ゆかしさ・日本の情緒が表れていますね。

 

   

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                                    イラストAC 

 

1月の記念日・行事 

           

1日 正月 元旦 初詣 お年賀 初日の出 
2日 書き初め 初売り 初荷 初夢 初船 山初め
3日 元始祭(注1) 瞳の日
4日 仕事始め 官公庁御用始め 取引所大発会
5日  新年宴会(注2) いちごの日 囲碁の日 魚河岸初競り
5・6日頃 24節気の小寒(しょうかん)
6日 色の日 出初め式 高崎だるま市 六日年越し(注7)
7日 人日の節句(注3) 松納め 七草 七草粥の日 爪切りの日
8日 正月事納め イヤホンの日
9日 風邪の日 クイズの日 とんちの日 宵戎
10日 明太子の日 110番の日  十日戎(えびす)
11日 鏡開き 塩の日 蔵開き
12日 スキーの日 桜島の日
13日 たばこの日
14日 十四日年越し(注7) 飾納・松納  愛と希望と勇気の日 
15日 小正月(注4) 半襟の日 若草山山焼き(奈良県)
16日 薮入り(宿下がりの日) 禁酒の日
17日 おむすびの日 防災とボランティアの日
18日 都バスの日
19日 カラオケの日(のど自慢の日) 家庭消化器点検の日
20日 二十日正月(注7)
20・21日頃 24節気の大寒(だいかん)
21日 料理番組の日 ライバルが手を結ぶ日
22日 カレーの日 飛行船の日 ジャズの日
23日 電子メールの日 一無・二少・三多の日
24日 法律扶助の日 すき焼きの日 ボーイスカウト創立記念日
25日 初天神
26日 文化財防火デー
27日 国旗制定記念日 求婚の日
28日 初荒神 初不動 コピーライターの日 衣料乾燥機の日
29日 人口調査記念日
30日 孝明天皇祭(注5)
31日 晦日正月(注6)・晦日節 愛妻の日 生命保険の日 

 

注1 宮中行事の大祭の1つ。  

 

注2 宮中行事の1つ

 

 注3  人日(じんじつ)とは、五節句の一つで七草の節句ともいう。本来節句は中国から伝わったもので昔、宮中行事だったものが時がたつにつれ民間に広まっている。ほかの節句というと・・・

上巳(じょうみ)の節句  (3月3日) ひなまつり
端午(たんご) の節句   (5月5日) こどもの日
七夕(たなばた)の節句  (7月7日)   たなばた
重陽(ちょうよう)の節句 (9月9日) 菊の節句  
がある。   

 

注4  小正月(別名 女正月) 松の内に忙しく働いた女性をねぎらうためにこう呼ばれていたといいます。実家に帰省してゆっくり過ごすことができる日とされていたようです。

 参考資料小正月

 

 注5  宮中祭祀の1つ。孝明天皇・・・・ 江戸時代の最後の天皇・明治天皇の父君

 

注6  正月最後の日。晦日(みそか)とはその月最後の日のことを言います。

    年の最後だけ一番最後の晦日といううことで大晦日というようです。

    元々“みそ”は“三十”であり、“みそか”は30日の意味だった。ただし、

    月の大小が年によって変動するので、実際には29日のこともあった。

              後の新 暦 の12月31日を指すようになった。

            また大晦日を大つごもりともいった

    「つごもり」とは、晦日の別名であり、「月隠り(つきごもり)」が転じたもの。

注7

正月の終わりも地方によって違うようです。六日、七日、十四日、二十日と様々な日があり、それぞれの形で神様を見送る日だったり、締めの行事が行われるということです。

 

 知っているようで知らない一月行事

 

 春の七草

 一月七日に食べる七草がゆ。

7種の野菜を刻んで入れたかゆを七草粥といい、邪気を払い万病を除くことを願い、たべられています

おせち料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うというう意味合いもあります。

庶民が食べるようになったのは江戸時代。

遠い昔「子(ね)の日の遊び」として、正月最初の子(ね)の日に野原に出て若菜を摘んでたと平安時代の『枕草子』にも、「七日の若菜を人の六日にもて騒ぎ……」と記載があるそうです。

 

下の写真が春の七草の写真です。

 

 

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写真AC

 

それぞれの名前 は以下です。

 

ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・せり・なずな(ぺんぺん草)・すずな(かぶ)・すずしろ(大根)

 

いろいろ気になる春の七草の話があります。

すずな、すずしろに関しては異論もあり、辺見 金三郎は『食べられる野草(保育社)』の中で‘すずな’はノビル、‘すずしろ’はヨメナとしているとの話もあります。

 

下の写真がノビル(野蒜)です。 

 

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そしてこちらがヨメナです。

 

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そして勘違いしやすい「ほとけのざ」(仏の座)・・・ こちらが本物(キク科)

                    ⇩

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/97/Lapsana_apogonoides_konitb01.jpg

 

 

下の写真は間違えやすい仏の座(シソ科)・・・植物分類上の科が違います

                    ⇩

 

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写真AC

 

ほとけのざについて過去の絵本で調べた際間違えて覚えたものの、後で親切な方に教えてもらいました。名前が同じで勘違いしやすいため記載しました。

 

参考資料 Wikipedia

 

 

山初め 

きこりなどが新年初めて山に入る際に山仕事の安全を祈るための儀式。

山の神に供物をお供えする。初山ともいう。

 

 

 

 

1月誕生石

 

ガーネット(別名 ザクロ石)

石言葉 真実・友愛・忠実・勝利など。

『実りの象徴』とされ、目標に向かい、コツコツと積み上げてきた努力の成果を実らせて、成功へと導いてくれるといわれています。

 

 


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写真AC




1月の花

 

ウメ、Plum blossom

梅 

花言葉「高潔」「忠実」「忍耐」

 

 


蝋梅、Wintersweet

蠟梅 

花言葉(全般): 「ゆかしさ」「慈しみ」「先導」「先見」

 

Winter jasmine-01

おうばい

花言葉 「控えめな美」「期待」「恩恵」

 

 

1月の旬

 

 野菜

カリフラワー、ブロッコリー 、三つ葉、分葱、

キャベツ、チコリ 、人参、大根、小松菜、春菊、水菜、法蓮草、牛蒡、白菜、百合根、芹、芽キャベツ 、ねぎ 、れんこん、かぶ 、いちょういも、チンゲンサイ 、うど 、さつまいも 、なめこ 

 

果物

 

キウイ 、さんぽうかん 、いよかん 、きんかん、ぶんたん、ぽんかん、ゆず、ネーブル 、りんご 、うんしゅうみかん。


魚介類

まとうだい 、かさご 、えい、ほうぼう、むつ 、はっかく、ワカサギ 、 きんき 、おひょう 、かじか 、ししゃも 、かじき、ひめじ 、ふぐ、あまだい 、しらうお 、めぬけ 、いとよりだい、はた ・くえ 、あこう 、きんめだい、ひげだら、ひらめ 、ふな 、あんこう 、まぐろ、こい、さば、たい 、さわら、かれい、ぼら 、ぶり 、いわし 、はたはた 、たら 、ぶだい 

 

海産物

 

ほたてがい 、たいらがい、あげまきがい 、みるがい、かき、 まがき 、ばい 、しじみ・ ましじみ 、とりがい、ぼたんえび 、なまこ 、いするめいか、もんごういか、 やりいか 、 いいだこ 、 けがに 、ずわいがに 、たらばがに 、 はなさきがに 、 わたりがに 、もずく 、あおのり

 

 

 

1月に関する珍しい苗字

 

元日田 もとひだ

一月  いちげつ 

 

という方がいらっしゃるようです。

世の中には様々な名字の方がいらっしゃるようです。

 

まとめ

一月について様々なことを集めてみました。

もっと気になる一月についてのことを見つけたらアップしたいと思います。

面白いことも探してみたいと思います。

 

 

 



 

12月と言えば

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12月は1年の締めくくりですね。

 一年がたつのは本当に早いです。

今年は令和元年です。

12月についても変わったことがあります。

変化などをを探してみましょう。

 

12月の異名

・師走 「しわす」

諸説がありますが、一番有名なのが、僧侶(師とは、僧侶のこと)が仏事で走り回る忙しさから、という平安時代からの説です。

他にも

 

  • おやこづき(親子月)
  • かぎりのつき(限月)
  • くれこづき(暮来月)
  • けんちゅうげつ(建丑月)
  • ごくげつ(極月)
  • はるまちつき(春待月)
  • ばんとう(晩冬)
  • ひょうげつ(氷月)
  • ぼさい(暮歳)
  • ろうげつ(月)

 

などあります。

新しい一年を待ちわびる言葉であったり、行く年を惜しむ言い方があったりと日々をいつくしむ言葉にあふれています。

 

12月の記念日・行事

1日 映画の日  1956年

2日 日本人宇宙飛行記念日 1990年  

3日 カレンダーの日 1987年

4日 血清療法の日

5日 国際ボランティアの日 1985年

6日 音の日 1994年

7日 大雪

8日 針供養の日

    事納  

9日 皇后誕生日 雅子さま 令和元年より

10日  世界人権デー 1948年

11日  胃腸の日  2002年

12日  漢字の日 1995年

13日  正月事始め・煤払い・松迎

14日 討ち入りの日/忠臣蔵の日 

15日 観光バス記念 1925年

16日 電話創業の日 1890年

17日 飛行機の日 1903年

18日 国連加盟記念日 1956年

19日 日本初飛行の日 1910年

20日 果ての二十日 山の神に深く関わる忌み日

21日 遠距離恋愛の日

22日 冬至 年により21日になることもあり

23日 平成の天皇誕生日 2019年より休日ではなくなる

24日 クリスマス・イヴ

25日 クリスマス 

   大正天皇崩御の日 1926年

26日 プロ野球誕生の日 1934年

27日 浅草仲見世記念日 1885年

28日 官公庁御用納め・仕事納め 1873年

   煤払い・鏡餅をつく

29日 清水トンネル貫通記念日 1929年

30日 地下鉄記念日 

31日 大晦日・年越し

 

晦日・大晦日とは

晦日(みそか)とはその月最後の日のことを言います。

年の最後だけ一番最後の晦日といううことで大晦日というようです。

元々“みそ”は“三十”であり、“みそか”は30日の意味だった。ただし、月の大小が年によって変動するので、後の新暦には12月31日を指すようになったようです。

また大晦日を大つごもりともいった[1]。「つごもり」は、晦日の別名であり、「月隠り(つきごもり)」が転じたものらしいです。

 

2019年令和元年

上皇様の退位により平成から令和に年号が変わりました。

今上天皇【現在の天皇陛下】の即位により休日が変わっています。

そして忘れてはいけないのが平成天皇と上皇様のことをお呼びしないことです。

なぜなら「○○天皇」という呼び方が「諡」(おくりな=崩御後の追号)だからです。

参考 上皇様

 

12月の花

この時期に咲く花を花言葉とともに紹介します。

 

https://i1.wp.com/hananokotoba.com/wp/wp-content/uploads/2014/08/Narcissus_01.jpg?w=640&ssl=1

水仙

水仙(スイセン)全般の花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」。

黄色いスイセンの花言葉は「もう一度愛してほしい」「私のもとへ帰って」。

ラッパスイセンの花言葉は「尊敬」「報われぬ恋」。

クチベニズイセンの花言葉は「すてきな装い」。

 

ツバキ、Camellia

椿 ツバキ

花言葉(全般): 「控えめな優しさ」「誇り」

 

https://i0.wp.com/hananokotoba.com/wp/wp-content/uploads/2014/08/Pansy_01.jpg?w=640&ssl=1

 パンジー

花言葉のまとめ

パンジー全般の花言葉は「もの思い」「私を思って」。

紫のパンジーの花言葉は「思慮深い」。

黄色いパンジーの花言葉は「つつましい幸せ」「田園の喜び」。

白いパンジーの花言葉は「温順」です。

ビオラの花言葉は「誠実」「信頼」「忠実」「少女の恋」

 

シンビジウム、Cymbidium

 シンピジウム
花言葉(全般): 「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」「華やかな恋」

 

クリスマスローズ、Christmas

クリスマスローズ

花言葉(全般): 「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」

 

デンドロビウム、Dendrobium

デンドロビウム

花言葉(全般): わがままな美人

参考資料12月の花

 

 

12月の旬

旬のものはその時期に必要な栄養を与えてくれます。

そして体が求めるからこそとても美味しいです。

是非とも味わいたい食材ですね。

野菜

エリンギ、カリフラワー、キャベツ、みず菜、くわい、

ゴボウ、小松菜、春菊、せり、大根、長芋、長ネギ

人参、野沢菜、白菜、ほうれん草、芽キャベツ、ユリ根

ルッコラ、レタス、レンコン

果物

キウイフルーツ、みかん、ゆず、りんご、れもん(国産)

魚介類

アンコウ、はまち、うなぎ、かます、きんき、金目鯛

こはだ、さば、さわら、たら、にしん、はたはた、

ひらめ、ふぐ、ぶり、ほうぼう、ぼら

海産物

赤貝、イイダコ、ヤリイカ、伊勢海老、牡蛎、タラバガニ、けがに、タラコ、のり

 

12月の誕生石・守護石

 

ターコイズ

別名 トルコ石

強い守護パワーや邪気をそらして持ち主を災厄から守ると言われています。

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写真AC

 

ラピスラズリ

和名 瑠璃

紀元前から聖なる石と呼ばれていたとか。邪気を退けパワーや最高の幸運を呼び寄せるとも言われています。

 

 

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写真AC

 

タンナザイト  

正式名称「ブルーゾイサイト」

冷静沈着になり、思慮深く行動することができるように支えてくれるといわれています。

https://dvajnax8alo6e.cloudfront.net/jewelry-kaitori/files/2015/12/bs_ph-stoneimg-dec-a.jpg?c22ec1

 

 

12月に因んだ変わった苗字

12月という字を使った名字がありましたので紹介します。

 

十二月 しわす

十二月一日(十二月朔日) しわすだ  【注意】

十二月晦(十二月晦日)  しわすだ,ひずめ

 

【注意】

埼玉県川口市十二月田町(町名変更で消滅)に由来する「十二月田(しわすだ)」姓の別の書き方であるとした

参考「日本苗字大辞典」(丹羽基二著)

 

12月のことを知っているようで知らないこともたくさんある気がします。

改めて調べるのも楽しいと思います。